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誤解を生むPACE論文の撤回を

請願書に署名する

 

To ランセット誌・精神医学及びPACE臨床試験の著者

認知行動療法(CBT)および段階的行動療法(GET)により慢性疲労症候群(ME/CFS)患者の回復を促したとするPACE臨床試験が不十分かつ欠陥のある方法によるものだったことを受け、我々、下記の患者、医師、科学者、親、子供、家族、友達、介護者、患者の共同体は、

– ランセット誌に対し、2011年2月の論説[1]で、同誌のPACE臨床試験[2]の論文では30%の患者、それどころか、どの患者も回復したとする報告を撤回し、疲労・身体の機能の不合理な「正常範囲」に関する全ての分析・宣言を撤回することを求める。

http://www.meaction.net/whats-wrong-in-the-lancet

– Psychological Medicine誌の論文[3]で、認知行動療法・段階的行動療法を受けた22%の患者は、回復基準に照らし合わせると回復したとされているが、その回復基準はどの合理的な標準を表しておらず、研究プロトコルの原版からはかけ離れており、説得力のないものであったことであるから、同誌に対し同論文の撤回の求める。

http://www.meaction.net/whats-wrong-in-psychological-medicine

– 論文執筆者の研究者らに対し、この臨床試験プロトコル[4]で利用された分析に関する回復の結果を発表し、ローデータ(臨床での識別子と、年齢・性別・住所などの計算に用いられた余分なデータを削除し匿名化されたもの)を各研究者らがアクセスできるようにすることを求む。#MEActionは、分析にかかる合理的な費用の用意とデータの用意を引き受ける。

http://www.meaction.net/why-the-pace-trial-authors-should-publish-the-planned-recovery-analyses/

– すべての患者が、うっ血性心不全と同じぐらいの障害であるということが、慢性疲労症候群の身体的機能が良好な回復状態であるという見方を拒否することを望む。

 

なぜ、これは重要なのか。

イギリスの5百万ポンドをかけたPACE臨床実験は、多くの悪化の報告[5]にもかかわらず、慢性疲労症候群患者は、徐々に活動量を増やすと回復するというような見解を助長することに大きく影響を及ぼしている。

この見解は、世界中に存在する患者がメディア・医療の現場や社会にどのように扱われているかを知らせている。誤解を招く回復の報告が有効でないということが極めて重要である。

「臨床試験に付随するすべての問題は、極めて憂うべきもので、それらの結果の臨床的な重要性の解釈をいくらか不可能にしてしまっている。」- ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン名誉教授 ジョナサン・エドワーズ

ランセットとPsychological Medicine両誌で、PACE臨床試験でかなりの割合のCFS患者が、認知行動療法と段階的行動療法により回復したと報告された。

しかし、その報告の基準は、治験がすでに進行中だったが、後に訂正された。新しい基準は、疲労と身体機能の「正常範囲」の幅が非常大きく、患者で臨床試験の終わりに達した身体的機能は、うっ血性心不全と同じぐらいのものであったが「回復した」と分類された。

うっ血性心不全と同じ程度の病状は、慢性疲労症候群患者の身体的機能が回復されたとするには全く十分ではない。

 

請願書に署名する

 

参照先:

http://www.meaction.net/background-to-the-petition/

[1]
http://bit.ly/1Rexu6L

[2]
http://bit.ly/1PUEyHm

[3]

http://1.usa.gov/1iioqBz

[4]

http://bit.ly/1PRcpBK

[5]

http://bit.ly/1Mtu8yM

[6]
http://1.usa.gov/1iioXDC

 

編集者注:ここでは、PACE臨床試験の著者が利用した語句・オクスフォード診断基準から「慢性疲労症候群(CFS)」という語句を用いている。

 

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